韓国のウサギ団体との交流

 韓国のウサギ研究家李民宇(イ・ミンウ)氏 × JCRA理事長霍野晋吉 対談

李民宇(イ・ミンウ)氏(以下李氏)は、韓国ソウルにてウサギ専門店「純粋ウサギ」を開業して10年。生体は販売せず、ウサギのケア&飼育アドバイス、ウサギ用品、フード類を扱っています。韓国では通称「ウサギ博士」とも呼ばれ、なんとウサギを診察している獣医師も李氏にアドバイスを求めるという信頼ぶりです。李氏は数年前から日本において獣医師やウサギ専門店や用品メーカーと深くかかわり、医療や飼育情報を独自に学んでいる方です。そして、韓国でウサギのセミナーを開催し、獣医師を日本に誘導して研修を斡旋するくらいの熱心な活動をしています。今や韓国のウサギを語る上で欠かせないキーパーソンとなって
います。

二人の出会い

〈霍野〉李さんにお会いしたのは私があるメーカーのセミナーの講師として登壇したときでしたね。熱心に前の席で受講していて、麻酔のことなど、専門的なことを聞いてくるし、周囲のうさぎ関係者からも大人気だったので何者なんだろうと思いました。
〈李〉そうでした(笑)。私は獣医師ではありませんし、ウサギを愛するものとして、日本のうさぎ診療が韓国よりも進んでいることを痛感し、数々のセミナーを受講してきました。そしてそこで学んできたことを韓国の獣医さんを集めて、お伝えしてきたんです。
〈霍野〉 私も韓国へ行き、李さんが開いたセミナーを聞く機会があったんです。するとびっくりしたのは、李さんが行った症例や医療用語の説明が、まったく間違いがなく正しい知識として紹介されていたということです。今後、JCRAとして李さんの自国でのご活動を応援
していきたいですし、韓国の獣医さんたち、一般の飼い主さんと情報交換していこうと考えています。

李氏のウサギにのめりこんだきっかけ

〈李〉 ありがとうございます!もともとは10年前にうさフェスタ(ウサギ専門店・うさぎのしっぽが手がけるイベント)を見にきてから、獣医さんやメーカーさんと交流するようになりました。たくさんの情報を得られてみなさんに助けられています。韓国ではまだまだウサギはペットというよりも家畜の扱いで、飼育数も3万?くらいです。ここ最近は都会でようやくペットとしてかわいがる方も増えてきましたが、これからもっとみんなに愛されるペットだと思います。

今後のプラン

〈霍野〉 今後、JCRAとして李さんの自国でのご活動を応援していきたいですし、韓国の獣医さんたち、一般の飼い主さんとさまざまな情報交換をしていこうと考えています。
〈李〉 私のショップでは自分のウサギをエンリッチメントとして実際のウサギの生活環境(サークル、ケージ、トイレ、フード入れなど)を実際にレイアウトしてお見せしているのです。正しい知識、生活環境を知らないと育てるのが難しい動物だと思っています。今後は、韓国で日本のウサギの医療技術はもちろん、ウサギをご家庭でどのようにかわいがっているかやうさぎイベントなどの情報も翻訳して紹介していきたいですね。

〈霍野〉 今年は韓国でセミナーを予定しているので、李さんにご協力してもらわないとなりません。これからJCRAとして何を提供できるのか、考えるとワクワクしてきますよ。一緒にがんばりましょうね!
〈李〉 よろしくお願いいたします!

この対談の1ヵ月後の霍野の訪韓

対談後、JCRA理事長の霍野は訪韓をし、李氏のショップや地元の動物病院への視察に行って参りました。率直な感想を言うと、とても驚きました。李氏のウサギの飼い主さんへの飼育指導は、とても素晴らしいものでした。韓国の獣医師も、ウサギの心臓健診やCTスキャン検査なども取り入れて、日本の動物病院のレベルに勝るくらいのレベルでした。これからもお互いの国のゆがみとは無関係に、足りない知識や技術を交換しながら高めあうことを誓いました。

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